内部統制を見据えた運用管理ソフトウェア、Systemwalker V13.1が登場

富士通は11月1日、運用管理ソフトウェア「Systemwalker」の最新バージョンとなる「Systemwalker V13.1」を販売開始した。

» 2006年11月02日 08時00分 公開
[ITmedia]

 富士通は11月1日、運用管理ソフトウェア「Systemwalker V13.1」を発表した。今回のバージョンアップにともない、2つの新製品「Systemwalker IT ProCess Master V13.1」「Systemwalker Availability View V13.1」の発売および、機能強化版となる「Systemwalker Centric Manager V13.1」の提供が開始される。

当日登壇したソフトウェア事業本部 運用管理ソフトウェア事業部の新田将人氏

 Systemwalker IT ProCess Master V13.1は、運用プロセスをワークフローと電子帳票で可視化するもの。グラフィカルなワークフローによりシステム運用を担う各部門の作業分担や手順の設定を容易に行うことができるという。また、変更管理を電子帳票化することにより作業の責任を明確化し、承認の履歴を残すことで、監査を行う際にも十分な情報の保持が可能とのこと。

Systemwalker IT ProCess Master V13.1のワークフロー

 Systemwalker Availability View V13.1は、複数のサーバやジョブを一元的に監視するツール。運用計画と実際の稼働履歴を比較し、システムの運用を時間軸で把握することができる。また、稼働率やキャパシティのレポートも可能になっている。

 機能強化版となるSystemwalker Centric Manager V13.1は、サーバへのアクセスをコントロールするソフトウェア。セキュリティポリシーに応じたユーザーの切り分けと、不正な操作の監視を行う。また、ユーザーが入力したコマンドラインの画面を録画することで不正操作の検出の際に効果を発揮する。

 富士通では、2年間で200万ライセンスを販売目標としている。

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