「IE 7への円滑な移行を支援します」、NRIとMSが共同支援を展開

野村総合研究所とマイクロソフトは、インターネットサービス事業者のInternet Explorer 7への移行を共同で支援する。

» 2006年11月08日 19時00分 公開
[ITmedia]

 野村総研とマイクロソフトは11月8日、オンライントレードやネットバンキングサービスなどを展開するインターネットサービス事業者のInternet Explorer 7(IE 7)への移行を共同で支援すると発表した。

 Webサービスでは、ブラウザの種類やバージョンの違いから内容が事業者の意図通りに表示されない問題や、閲覧者の情報入力が円滑にできないといった問題が起こりがちである。システムの検証や改善では数多くのポイントを確認するため、事業者には大きな負担となっている。

 このため野村総研は、同社の顧客事業者に対してIE 7への移行支援をすでに行っている。同社では、システムとの互換性を検証するテストパターンや環境、互換性に問題があった場合の対処方法などを集約した「Internet Explorer 7移行ガイドライン」を作成している。

 共同支援では、Internet Explorer 7移行ガイドラインの活用と、移行に伴って発生した問題を2社間で共有する。また、マイクロソフトの専任担当者が原因を判別し、IE 7に起因する場合は、マイクロソフトが解決を行い、事業者へ情報を提供するという。

Internet Explorer 7移行支援に関する野村総合研究所とマイクロソフトの連携体制 Internet Explorer 7移行支援に関する野村総合研究所とマイクロソフトの連携体制

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