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» 2006年11月16日 08時00分 公開

B2B ECの“厚い壁”を取り除く、GXS

GXSは、受発注データ処理の管理を一括受託するアウトソーシングサービス「GXS Managed Services」を発表した。

[堀哲也,ITmedia]

 企業間電子商取引(B2B EC)ソリューションを提供するGXSは11月15日、受発注データ処理の管理を一括受託するアウトソーシングサービス「GXS Managed Services」を発表した。国内や国外、電子商取引コミュニティによって異なるB2B ECの受発注データのフォーマットの違いを変換して受け渡し、B2B ECに必要となるプロセスの自動化を可能にする。

ロバート・スティーブンソン氏 GXSのロバート・スティーブンソン社長

 同社のロバート・スティーブンソン社長は、「B2B ECは、依然マーケットごとに異なる縦割り構造になっている。異なる標準フォーマットに対応するため取引先ごとに対応が必要になり、負担が大きい」と問題を指摘。水平的なつながりが取りづらく、標準化によるコストダウンの恩恵を受けられない状況が続いているのが現状だ。

 B2B ECのさらなる普及に向け、GXS Managed Servicesでは、GXSが受発注データを取引先のシステムに応じた標準書式へ変換することでこの問題を取り除くほか、調達から支払いプロセスを可視化したレポートも提供する。また、20言語によるエラー対応サポートなども行う。

 製造拠点を海外に持ちながら、現地での調達先との間で電子商取引が確立できていない製造業や、グローバルSCMリーダーを中心に売り込みをかける。ANSI、EIAJ/CC、EDIFACT、JCA/全銀、RosettaNet、XMLをはじめ、電子商取引で取り交わされるほぼすべての標準書式に対応しているという。

 既にグローバルでは150社が活用しており、97%の顧客がサービス契約を更新するなどリテンションが高いのも特徴。取引先件数や所在地、データ変換量によって異なる価格モデルを採用している。

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