モバイル端末からセキュアにアクセスできるミドルウェアを発表――日本IBM

日本IBMは、スマートフォンやPDA端末からセキュアにアクセスするためのミドルウェア製品を発売する。

» 2006年12月13日 20時48分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは12月13日、外出先のモバイル端末からセキュアに企業内のサーバへ接続するミドルウェアの新製品「Lotus Mobile Connect V6.1」を発表した。2007年1月4日から出荷する。

 Lotus Mobile Connect V6.1は、リモート環境と企業内ネットワークの間にセキュアな通信環境を構築するクライアントサーバ型のミドルウェア。セキュリティの国際標準規格「ISO15408」と米政府機関のセキュリティ製品調達要件「FIPS 140-2」の認定を取得している。

 スマートフォンやPDAの主要OSとなる「Windows Mobile V5」と「Symbian OS v9.1」に対応しており、Lotus Mobile Connect V6.1経由で企業内サーバにアクセスできる端末が1機種から7機種に拡大した。

 新製品発売に合わせて料金体系も変更し、サーバへ導入する「Lotus Mobile Connect」を1CPU当たり71万5000円(税込み)、ユーザー端末に導入する「Lotus Mobile Connect V6.1 Client」を1ユーザー1万2200円(同)とした。従来は1CPU当たり約900万円(ユーザー数無制限)で、700ユーザー以下の企業では割安になるという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ