リスク分析時間が半分以下に――富士通SSL、リスク管理ツールを発売

富士通SSLは、リスク分析/対策ツール製品を一新する。リスク分析期間を半分から1/3程度に短縮できるという。

» 2007年01月17日 16時04分 公開
[ITmedia]

 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は、情報セキュリティマネジメントの国際標準規格ISO27001認証取得に対応したリスク分析/対策ツール「RACONTIS」を一新し、新たに「RACONTIS/PC」として1月24日に発売する。

 RACONTIS/PCでは、操作性の向上を目的に画面デザインやレポーティング機能が全面的にリニューアルされたほか、医療分野を中心にデータベースの高速検索に優れる米InterSystemsの検索機能「Cache」を採用した。これによりリスク分析の処理速度が向上し、リスク分析に要する期間を半分から1/3程度に短縮できるという。

 価格は、製品本体が75万円(税別)、年間の保守サービスが7万5000円(同)。保守サービスの利用が必須となる。富士通SSLでは、同製品とWebサービス版「RACONTIS/Web」の2製品で、今後2年間で400ライセンスの販売を見込んでいる。

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