Windows Virtualization――マイクロソフトの最新仮想化環境Windows Server "Longhorn" 徹底研究(2/2 ページ)

» 2007年01月24日 08時00分 公開
[敦賀松太郎,ITmedia]
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βテストは今春から、製品化はLonghorn発売直後

 Windows Virtualizationはこの春からβテストが開始される予定になっている。製品化の予定としてマイクロソフトは、Longhorn出荷開始後180日以内としているが、藤本氏によると「もっと早いタイミングで公開される見込み」とのことだ。価格は無償で、フリーソフトとして公開される。

 なお、Windows Virtualizationでは、Virtual Serverから仮想ディスクの仕組みが改善され、ドライバなどの仕様も異なるが、Virtual Serverからのコンバートツールが無償で提供される。ちなみに、Windows Virtualizationでは、ゼンソースとの提携により、仮想ディスクがXenとの間で共通で利用可能になるという。

 管理機能については、前述のようにServer Coreに近い実装上に管理ツールが搭載されるが、仮想化環境をより高度に運用管理するために、マイクロソフトの運用管理ツール「System Center」ブランドの仮想化環境管理ツールが発売される予定だ。

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