ITmedia 今回は、Longhornのタッチダウンプログラムということですが、このプログラムにはどんな目的がありますか?
加藤氏 Longhornのタッチダウンプログラムには、2つの大きな目的があります。
1つは、パートナー企業の製品やソリューションがLonghornにきちんと対応する「互換性」の部分です。マイクロソフトでは、セキュリティや信頼性などを高める活動を行っていますが、そういう新しいサーバOSとの互換性をきちんと考えたアプリケーションの開発支援を行うことが目的になります。
もう1つ、Longhornという新製品を投入するからこそできるソリューション、アプリケーション、新しい価値を、パートナー企業を通じて提供してほしいという目的です。そのために、新しいテクノロジーに対する支援が重要だと考えています。
ITmedia Longhornタッチダウンプログラムは、具体的にどのような内容になるのでしょうか?
加藤氏 対象となるのは、自社のパッケージ製品またはソリューションを持っているISVやSIerです。参加特典としては、ウェルカムキットの提供、ハンズオントレーニングの提供、関連セミナーへの招待、開発着手後のベータ製品サポート、ラボの提供などです。Longhornのローンチが近づいてきたら、パートナー企業からは自社製品の露出機会というニーズが上がってきますので、それに合わせてマーケティング支援も行います。例えば、マイクロソフトが用意するローンチイベントで製品やソリューションを紹介する機会を用意し、パートナー企業に利用していただく予定です。
ITmedia プログラムの参加予定は何社程度になりますか?
加藤氏 150社程度を考えていますが、Longhornはアーキテクチャが大幅に変わっているので、出来る限り多くのパートナー企業に参加していただきたいと思っています。一応、150社をめどにしていますが、応募が多ければ臨機応変に、柔軟に対応したいと思っていいます。
ITmedia プログラムは、どのようなスケジュールで動きますか?
加藤氏 参加企業が決まった3月以降は、ハンズオントレーニングやイベントのスペシャルセッションなどを随時用意します。ハンズオントレーニングは基本的に、1つのテクノロジーに特化する形になります。公開するテクノロジーが増えるにしたがって、コンテンツをどんどん充実していく予定です。
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