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» 2007年02月16日 11時37分 公開

新興市場で勢いを増すオープンソース

ブラジルやロシアなどの新興市場では開発者のオープンソース採用が進んでおり、69%がオープンソースソフトを使っている。

[Darryl K. Taft,eWEEK]
eWEEK

 最近の米Evans Data Corp.の調査で、新興市場の開発者は次第にオープンソースの波に乗っており、構築するアプリケーションにオープンソースソフトを取り入れていることが明らかになった。

 ブラジル、ロシア、東欧、インド、中国を対象とした同社の「Emerging Markets Development Survey」によると、回答者の69%がオープンソースソフトを使っていると答えた。6カ月前の59%と比べると上昇している。

 Evans Dataの担当者は、この上昇は、中国とブラジルでオープンソースの開発プラットフォーム「Eclipse」の使用が増え、新興市場でのLinux採用が増え続けていることと一致していると述べた。

 過去6カ月の間に、Eclipseの採用はインドとブラジルでそれぞれ31%と20%増えたという。

 一方、新興国でLinux採用が増えているにもかかわらず、インドの開発者の47%が来年は第一のあるいは第二のホストOSとしてWindows Vistaにアップグレードすることを計画していることも示された。

 さらに今回の調査では、新興市場の開発者がAjaxなどのより新しいWeb開発モデルに移行しつつあることも示唆されている。実際、これら開発者の36%がAjaxを使っていると回答した。この割合は6カ月前は21%だった。

 この調査結果を見ると、ロシアと東欧がAjaxへの移行を主導しているようであり、これら地域での同技術の採用は23%拡大した。インドではAjaxの採用が20%、ブラジルでは13%増えたという。

 「こうした採用増は、IT対応への大きな需要に合わせるためにあらゆる主要技術に目を向けている開発コミュニティーの旺盛な意欲を示している」とEvans Dataのジョン・アンドリュース社長は発表文で述べている。「これらの市場は依然として非常に要求が厳しいが、ソリューション提供企業にとっては魅力的なチャンスだ」

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