連載
» 2007年03月26日 12時45分 公開

オルタナブログ通信:モラルは崩壊しているのか――ホリエモン判決や著作権問題に見る (1/3)

ITの今を知るブログポータル「オルタナティブ・ブログ」からトピックを紹介する連載。第2回となる今回は、16日から21日まで投稿されたものから、注目すべきITの時事ネタを紹介しよう。

[森川拓男,ITmedia]

 ビジネス・ブログメディア「オルタナティブ・ブログ」(以下、オルタナブログ)は、あらゆるジャンルの「オルタナティブ・ブロガー」が、それぞれの立場からの見解を投稿し、読者とのコミュニケーションを図る場として開設されたブログポータルサイトである。

 この連載は、120組以上という膨大なオルタナティブ・ブロガーが、最近発信したエントリーの中から幾つかをピックアップし、読者をナビゲートする目的で始まった。

 この連載をきっかけにしてオルタナティブ・ブログに興味を持ち、「ブロガー一覧」からお気に入りブロガーを見つけるもよし、「最新投稿一覧」から新規投稿記事を軸にチェックしたり、RSSリーダーなどでチェックするのもよいだろう。

 さて、そんなオルタナブログをナビゲーションするこの連載、初回は3月4〜15日という比較的長いスパンのエントリーから注目すべき話題を紹介した(関連記事)。第2回目となる今回は、主に3月16〜21日までに更新されたブログの中から幾つかを紹介していきたい。

 この6日間で、記事が投稿されたオルタナティブ・ブログは49のブログ、その中で3つ以上が投稿されたのは18ブログあった。ちなみに、1つのみの投稿であったのは21ブログ。今回の記事執筆にあたってはRSSの取りこぼしによる見落としがあるかもしれないが、大きく外れてはいないだろう。

【チラシの裏】堀江前社長実刑判決に思う(栗原潔のテクノロジー時評Ver2)

 ホリエモンことライブドア元社長、堀江貴文被告に実刑判決が言い渡されたのは、3月16日のことだった。これは非常に重要な判決だったと思う。

 裁判の基本は、「疑わしきは罰せず」である。被告席に立ったとき、彼はあくまでグレーの状態。それを裁判の中で、限りなく白に近いのか、それとも黒に近いのかをハッキリさせていき、裁判官が判決を下すのである。それは決して風評によってはならない。法治国家である以上、法律に則って、判決が言い渡されるのだ。

 終始、無罪を主張してきた堀江被告にとって実刑判決は限りなく重い。この裁判自体は、ITには無関係なところであるが、堀江被告はIT業界の寵児とも言われてきた。それは、表向き彼の会社はIT系の企業だったからで、しかし実質は買収による買収を繰り返す中で膨らんでいったに過ぎなかった。

 吉田賢治郎氏「けんじろう と コラボろう!」では、堀江被告 実刑判決と経営者像 1から3つのエントリに渡って、経営者とは何かという観点から、この問題を取り上げている。

 しかし、難しいことはさておいて、栗原潔氏「栗原潔のテクノロジー時評Ver2」の【チラシの裏】堀江前社長実刑判決に思うに、同感する人が多いのではないだろうか。つまり、公判における堀江被告の態度に幻滅した、ということである。筆者も同感だ。

 何か世間一般でモラルの崩壊が目立つようになってきた気がする。堀江被告の態度は、何となしに今の世相を反映しているのかもしれない。

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