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» 2007年04月04日 16時48分 公開

デルと日本オラクル、提携強化と新施策を発表

デルと日本オラクルは4月4日、両社のエンタープライズ戦略を融合し、製品、ソリューション、サポートなどを全ての顧客に提供するため、提携を強化すると発表した。

[石森将文,ITmedia]

 デルと日本オラクルは4月4日、両社におけるエンタープライズ戦略を融合し、業界標準技術を採用したデルのx86サーバやストレージなどのエンタープライズ製品および日本オラクルのデータベースやミドルウェアなどのソフトウェア製品を中心としたITシステムの構築を包括的に推進すると発表し、報道関係者に具体的な内容について説明を行った。

 今回の提携強化で、デルの「スケーラブル・エンタープライズ戦略」と日本オラクルの「グリッド・コンピューティング戦略」が、両社共通のエンタープライズ戦略として融合することになる。その結果両社は、中堅・中小企業から大企業までの全ユーザー領域に、パフォーマンスおよび可用性、拡張性の向上が容易なITシステムの構築を、適正な価格で提供できるとしている。

「コモディティ、オープン、スタンダードをキーワードに、全てのユーザーへリーチしていく」と保科氏

 またデルは、日本オラクルのパートナープログラム「OraclePartnerNetwork」の最上位プログラムとなる「Certified Advantage Partner」として認定された。これは「本日の発表における最大のトピック」(保科実 日本オラクル グローバルアライアンス戦略本部長)とされ、これによりデルは、日本オラクル製品の再販および、ユーザーに対する直接の保守サポートを行える。

ユーザーは「デル・オラクルソリューション」の導入・展開から保守サポートにいたるまで、単一接点で受けられる

 今回の発表では、「単に“DellがOracleを販売する”、“両社が技術協力をする”ということではなく、両社がビジネスを拡大する上で必要なインフラやチャネルも補完しあっていく」(町田栄作 デル アドバンスト・システムズ・グループ本部長)とされ、今後は、中堅・中小企業を対象とした「デル・オラクルソリューション」の提案も推進するとしている。

「デルのためでもオラクルのためでもなく、お客様のための提携だ」と町田氏

なお今回発表された具体的な展開施策は以下の通り。

  • 両社検証済みのOracle Database 10g搭載Dell PowerEdgeサーバ パッケージの提供
  • 両社検証済みのOracle Real Application Clusters 10gシステム パッケージの提供
  • 企業向けOracle 10gシステム 設計・導入・構築サービスの提供
  • デルが一次窓口となって、オラクル製品の保守サポートを提供
  • Oracle GRID Centerでの共同検証を通じた、x86ベースのOracle GRID環境に関するベストプラクティスの推進
  • デルのソリューション・サービス・デリバリーにおける全てのオラクル担当コンサルタントが「ORACLE MASTER Platinum」を取得
  • ビジネス・パートナーの開拓
  • エンタープライズLinuxの推進

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