「ソニック プレミアム・フォーラム2007」開催――SOAの今後を予測する講演など(1/3 ページ)

ソニックソフトウェアは4月10日、SOAをテーマにしたセミナー「ソニック プレミアム・フォーラム2007」を開催した。

» 2007年04月11日 07時51分 公開
[横田貴司,ITmedia]

 ソニックソフトウェアは4月10日、SOA(Service Oriented Architecture)をテーマにしたセミナー「ソニック プレミアム・フォーラム2007」を開催した。

 まず最初に登壇したのは、同社の代表取締役社長の大坂稔氏。セミナーのアジェンダを説明しつつ、ベンダーの統合などで業界全体が活気を増すなか、ESB(Enterprise Service Bus)を中心としたソリューションで強みを出していくと述べた。

 その後、執行役員 マーケティング兼ビジネス開発担当の久保田弘氏が、大坂氏のコメントを引き継ぎ、SOAの現状や同社のSOAへの取り組みについて解説した。

 久保田氏によると、現在のESBは主に2つのカテゴリに分けられるという。

 ひとつは、アプリケーションサーバを中心として、SOAのサービス開発に注力したもの。そしてもうひとつは、主にシステム統合を目的としたものだ。ソニックソフトウェアの製品は、後者のシステム統合のための製品として位置づけられている。

 また同社では、サービス連携だけでない、本来的なSOAのメリットの享受を検討している。その解答として、BPEL2.0に完全準拠した製品を準備するなどの取り組みを行っていくという。

 また、米PROGRESS SOFTWAREのGordon Van Huizen氏とMark Palmer氏も登場し「Progress Sonic」「 Progress Actional」「Progress DataXtend」の解説を行った。

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