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» 2007年04月20日 10時26分 公開

アルプス山中にもデータが届く――JSATが衛星マルチキャスト配信を開始

ジェイサットは即時性や同報性の衛星通信の特長を活用した企業向け衛星マルチキャスト配信サービスを開始した。

[ITmedia]

 ジェイサットは、山間僻地や離島を含む国内全域を対象に多拠点への同時データ送信を行う帯域保障型の衛星マルチキャスト配信サービス「Sky-Access IPcast」を開始した。

 Sky-Access IPcastは、64kbps〜2Mbpsの帯域保障型の専用線(片方向)サービス。インターネット回線のような通信経路の混雑によるデータ通信速度(スループット)が低下することなく、山間部を含む衛星電波が受信可能な場所なら、均一な通信速度でデータを同時配信する。

サービスイメージ

 TCP/IPやUDPなどのIPプロトコルをサポートしているため、社内のLANやWANなどに接続して利用できる。また、衛星回線にスクランブル処理を行うため、セキュリティも確保されているという。

 想定される利用シーンは、全国店舗網へのマスタデータ更新やVODサービス、マルチメディア端末へのコンテンツ同時配信、災害時における緊急情報の一斉配信など。また、7月から映像配信専用の「Sky-Access Video」サービスも開始する。

 利用料金は64kbpsの帯域保障で終日利用する場合、月額でシステム基本料10万円、衛星回線利用料37万円、受信管理基本料500円(受信機1台当たり)となる。別途、初期費用(契約手数料、カード発行手数料、カード保証金など)や機器導入費(アンテナ代、衛星ルータ、アンテナ設置費用など)が必要になるという。

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