NTTドコモ、PHSを2008年1月7日に終了、代替サービスは10月から

NTTドコモは、PHSサービスを2008年1月7日に終了すると正式決定した。データ通信の代替サービスは2007年10月以降の導入する。

» 2007年04月27日 17時03分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモは4月27日、PHSサービスを2008年1月7日に終了すると正式発表した。データ通信の代替サービスを2007年10月以降に導入するほか、PHS他社への乗り換え支援も予定する。

 現在も利用者が多い64kbpsの定額制パケット通信サービス「@FreeD」は、FOMA網で同様のサービスが利用できる新プランを10月以降に導入する。料金は月額4200円(税込み)で、国内の定額制サービス対応アクセスポイントで利用できる。別途、「mopera U」など同サービスに対応したプロバイダとの契約が必要になる。

 中村維夫代表取締役社長は、「PHSを引き続き利用したい方にはウィルコムなどへ移行できるよう、各社と調整を進めている」と、同日の決算説明会の席でコメントした。NTTドコモでは、1998年12月に旧NTTパーソナルからPHS事業を継承したが、9年あまりでサービスを終えることになる。

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