サンブリッジ、RSSフィード形式の情報共有サービスをベータ公開

サンブリッジは、RSSフィード形式による情報共有サービス「modiphi」のベータ版を公開した。

» 2007年05月21日 13時57分 公開
[藤村能光,ITmedia]

 サンブリッジは5月18日、RSSフィード形式による情報共有サービス「modiphi(モディファイ)」のベータ版を公開した。modiphiはクライアントソフトを必要とせず、ブラウザだけで使用することができるCMS(コンテンツマネジメントシステム)となる。ブログやSNSを介することなくRSS形式でフィードを書くことができる。

画像 modiphiのトップページ

 modiphiの特徴は使い勝手の良さにある。サンブリッジの小川浩エグゼクティブプロデューサーは、modiphiのサービスを「伝えたい情報を、必要としている人に素早く届けるもの」と説明した。Ajaxを使ったインタフェースを採用することにより、素早いページ遷移を特徴としたサービスを提供する。

画像 サンブリッジ modiphi事業部 小川浩エグゼクティブプロデューサー

 今後は、modiphiのフィードを使ったマーケティングの支援や、グループウェアのような情報共有システムとしての活用にも働きかけを行っていくなど、企業向けのビジネスにも積極的に進出する姿勢を示した。

 modiphiは、マイクロフォーマットを使って情報を書き出す。マイクロフォーマットはXHTMLを基本とした言語で、構造化された情報をWeb上で公開、共有できるデータ形式となる。「Firefox 3.0」にも標準採用される。

 価格は無料で、個人や法人を問わず利用できる。今後のサービスの展開により、企業向けのサービスを有料で提供することも視野に入れている。

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