SymantecとHuawei Technologiesが、通信業者や企業向けネットワークセキュリティの合弁企業を、年内に中国で設立する。
米Symantecと中国の通信機器大手Huawei Technologies(華為技術)は5月21日、合弁会社の設立を発表した。合弁会社は中国を拠点とし、セキュリティアプライアンスやストレージアプライアンスを開発、世界各国の通信事業者や企業に向けて販売するとしている。出資比率はHuaweiが51%、Symantecが49%となっている。
Huaweiは新会社に対し、知的財産使用権のほか、研究開発や製造面でのノウハウ、人的資源を提供。Symantecは、企業向けストレージ・セキュリティソフトに関するライセンスや運転資金、経営面での知識を提供するとともに、新会社の事業拡大に向け1億5000万ドルを資金提供する。新会社のカスタマーサービスや技術サポートは、Huaweiのモデルを踏襲する。
合弁会社は当局の承認などを経て、今年末に設立される見通し。
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