MS、アップデート不具合問題の解消プログラムを自動更新で配布

マイクロソフトは、Microsoft UpdateやWindows Updateの実行に起因する不具合を修正するプログラムを自動更新で配布。

» 2007年05月24日 08時58分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトは5月23日、Microsoft UpdateやWindows Updateの実行に起因する不具合に関するセキュリティアドバイザリを公開した。併せて、この不具合を修正するプログラムを、自動更新で配布することも明らかにした。

 この問題は、5月の月例パッチ公開以降に浮上した。Windows 2000/XPやWindows Server 2003でMicrosoft UpdateやWindows Updateを実行すると、でアクセス違反エラーが表示されたり、プロセスの実行に使われているSvchost.exeのCPU使用率が100%近くになり、PCが反応しなくなるといった不具合が生じていた。

 問題を解決するには、更新プログラム「927891」および「Windows Update Agent 3.0」のインストールが必要になる(ただしWindows 2000の場合はWindows Update Agent 3.0のインストールのみで解決可能という)。

 これまでは手動で適用する必要があった更新プログラム「927891」だが、自動更新によって「優先度の高い更新プログラム」として配布される。6月には、Windows Updateクライアントについても同様に、自動更新を通じての提供を行う予定という。

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