メディアスティックは、LAMP環境向けのデータベース暗号化パッケージ「データジグソー for LAMP」の提供を開始する。
メディアスティックは5月25日より、データベース暗号化システム「データジグソー」をオープンソース環境向けにパッケージ化した「データジグソー for LAMP」の提供を開始する。
データジグソーは、顧客の個人情報などをそのままデータベースに格納するのではなく、行や列、要素単位に分割し、分割単位および個人ごとに異なる鍵を用いて暗号化したうえで格納するシステムだ。分割多重暗号化方式を採用しているため、仮にデータが漏えいしても解読は困難となり、個人情報流出のリスクを抑えることができる。
データジグソー for LAMPはこのシステムを、オープンソース環境として広く利用されているLAMP向けに特化させたパッケージ。データベースの暗号化と暗号鍵の管理とをパッケージ化することにより、少ない手間とコストで、安全なデータベース連動型Webアプリケーションを構築できるという。
対応する環境はLinux、Apache、MySQL、PHPのほか、PostgresSQLもサポート。価格はCPUライセンスが85万円、年間保守料は20万円。構築に関する初期コンサルテーション料は20万円となっている。
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