アレイ・ネットワークスがSSL VPNを強化、細かなアクセス制御を可能に

アレイ・ネットワークスはSSL VPNアプライアンス製品「Array SPXシリーズ」向けに、きめ細かなアクセス制御を可能にするソフトウェア「SiteDirect」をリリースした。

» 2007年05月29日 16時48分 公開
[ITmedia]

 アレイ・ネットワークスは5月28日、企業向けのSSL VPNアプライアンス製品「Array SPXシリーズ」向けに、新たなSSL VPNソフトウェア「SiteDirect」をリリースした。6月中旬より販売を開始する。

 Array SPXシリーズは、IPSecの代わりにSSLプロトコルを用いて、拠点間VPN接続を実現するSSL VPNアプライアンス製品。クライアント側に専用ソフトウェアを導入することなく安全なリモートアクセスを実現できること、Webアプリケーションだけでなく電子メールや共有ファイルなど、さまざまなリソースにアクセスできることが特徴だ。

 SiteDirectでは、SSL VPN接続の基本的な機能に加え「Extranet Resource Publishing」という新技術を実装した。これを活用することで、アプリケーションやホスト、あるいはネットワーク単位できめ細かなアクセスコントロールを実現できるという。この際、既存のネットワークに大きく手を加えることなく導入でき、2拠点間の接続だけでなく、ハブ&スポーク型の構成を取れる点もメリットという。

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