RSAとKSKが携帯サイト向けシングルサインオンで提携

RSAとKSKはマルチキャリア対応の携帯サイトで利便性と安全性を備えたシングル・サインオンサービス開始した。

» 2007年06月19日 21時10分 公開
[ITmedia]

 RSAセキュリティとKSKフレックス・ファーム ビジネスユニットは6月19日、マルチキャリア対応の携帯コンテンツ配信技術と、シングル・サインオン(SSO)製品を組み合わせた「携帯サイト向けSSOソリューション」の提供を開始した。

 携帯サイト向けSSOソリューションは、フレックス・ファームの携帯サイト向けコンテンツ変換ソフト「x-Servlet」と、RSAのWebアクセス管理サービス「RSA Access Manager」を組み合わせるもの。これにより、複数の携帯電話キャリアに対応した携帯向けWebサイトにおいて、異なる複数のサービスを同一のID/パスワードで利用できるSSOが実現する。

 RSAによれば、携帯電話はPCと比べて操作性が低いことから、ユーザーはIDやパスワードをユーザー辞書に登録する傾向があるといい、セキュリティ上の大きな課題になっていると指摘する。今回のサービスでは、ユーザーの携帯電話の操作性を損なうことなく、サービスプロバイダーがセキュアな環境を提供できるという。

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