アイシェアが実施したiPhone国内発売への期待度調査では、ソフトバンクモバイルの動きに注目するユーザーが多いようだ。
調査会社アイシェアは7月13日、「iPhone」に関する意識調査の結果を発表した。仮にiPhoneが発売された場合、「購入を検討する」との回答は7割以上になった。
この調査は、同社のメール転送サービス会員を対象にインターネットで7月3日〜5日に実施された。回答者数は1341人で、回答者の年代は20代が18.3%、30代が48.2%、40代が24.9%などとなっている。また回答者の7割が男性。
まずiPhoneの認知度について、「知っている」70.2%、「聞いたことはあるが内容は知らない」16.2%となり、iPhoneの名称が国内にも浸透している様子がうかがえる。また、iPhoneの発売を期待する通信会社は、ソフトバンクモバイルが53.0%で1位となり、KDDI(au)が19.6%、NTTドコモが17.1%と続く。
仮に国内でiPhoneが発売された場合の購入意欲(機種変更も含む)について、「様子を見て検討する」40.2%、「興味がない」28.2%、「価格によって検討する」22.0%、「ぜひしたい」9.6%となった。実物のiPhoneを見てから考える傾向がうかがえるが、多機能性や斬新なデザインが注目されるiPhoneへの関心は高いようだ。
一方でiPhoneを発売した通信会社へ契約を変更するのか、という質問に対しては、「興味は無い(キャリア変更するなら不要)」57.0%、「前向きに検討したい」27.4%、「番号が変わらなければ利用したい」12.0%、「番号が変わっても利用したい」3.6%となり、回答者の傾向がほぼ真っ二つに分かれた。
iPhoneに求める機能では、「ワンセグ」44.6%、「高速通信」37.1%、「GPS・位置情報サービス」36.2%、「薄型化」34.6%、「メモリ交換(増設)機能」33.1%などの順で並び、国内で発売されている最新の携帯電話端末のトレンドを求める傾向が強いことが明らかになった。
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