NTTデータ先端技術、Web認証スイッチと連携するPC検疫システムを開発

NTTデータ先端技術は、端末資産管理システムとディーリンクの認証スイッチを連動させる検疫システムを開発、提供を開始した。

» 2007年07月20日 20時04分 公開
[ITmedia]

 NTTデータ先端技術は、端末資産管理/検疫システム「NOSiDE Inventory Sub System」とディーリンクジャパンの10ギガビットイーサネット対応レイヤ2スイッチ「DGS-3400シリーズ」を連携させた統合型検疫ネットワーク「エッジ型検疫LANシステム」を開発、7月20日より出荷を開始した。セキュリティ対策の不十分なPCを隔離したり、社内ネットワークへのアクセスを制限したりできる。

 NOSiDE Inventory Sub Systemは、PC端末のインベントリ情報管理やVPN経由のリモートアクセス管理の機能を提供する検疫システム。Webベースの認証スイッチであるDGS-3400と連携することにより、ポリシーに適合しない端末の強制ログアウトやユーザー認証アカウントの一元管理が可能になった。両製品のWebベースの認証インタフェースを統合するため、クライアントにエージェントを導入することなく検疫LANを構成できる。認証ゲートウェイおよび認証VLANの両認証方式に対応する。

 両社はエッジ型検疫LANシステムの提供を通じて、今後3年間でNOSiDEは10万ライセンス、DGSスイッチは10万台の販売を見込む。

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