日本電気(NEC)とNECアクセステクニカは、5.6GHz帯(W56)に対応した無線LAN機器5機種11モデルを発売する。
日本電気(NEC)とNECアクセステクニカは7月23日、5.6GHz帯(W56)に対応したAterm WARPSTARシリーズの無線LAN機器5機種11モデルを発売すると発表した。
新製品は、トリプルワイヤレスブロードバンドルータ「AtermWR7870S」および「AtermWR6670S」、カードタイプの無線LANアダプタ「AtermWL54SC2」、USBスティックタイプの無線LANアダプタ「AtermWL54SU2」、イーサネットコンバータタイプの無線LANアダプタ「AtermWL54SE2」の5機種。
新製品は、2007年1月の電波法関係法令改正で利用可能となったW56に対応し、5GHz帯で利用できる無線チャンネル数が8から19に増え、11b/11gで利用できる13チャンネルと合わせて計32のチャネルが選択できる。これにより安定した無線LAN通信が可能となる。またW56の電波は屋外でも利用できる。
また従来の帯域となる2.4GHz帯と5GHz帯を横断的にサーチして、周囲の電波の影響を受けにくい無線チャンネルを自動的に選択する「オートチャネルセレクト」機能を搭載している。サーチ対象帯域は、無線LAN端末の対応帯域に応じて2.4GHz帯、5.2GHz帯、5.3GHz帯、5.6GHz帯から自由に組み合わせることができる。
販売目標は11モデル合計で1カ月当たり3万台。価格はすべてオープンプライスで、発売はいずれも8月末。
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