マカフィーの委託を受けてデータモニター社が実施した調査では、セキュリティ被害による企業倒産の可能性が指摘されている。
「データ被害で個人情報が漏えいした場合、顧客への告知には平均26万8000ドル(約3000万円)を要する」――マカフィーの委託を受けてデータモニター社が実施した調査では、セキュリティ被害による企業倒産の可能性が指摘されている。
「Datagate: The Next Inevitable Corporate Disaster?(データゲート:避けられない企業災害?)」と題された同調査は、米、英、仏、独、豪国の従業員数250人以上の企業を対象に、IT専門家1400人以上に対して行われたもの。これによると、回答者の33%が、不慮の、あるいは意図的な大規模な機密データの漏えいにより、企業が倒産に追い込まれる可能性があると答えている。
また、回答者の60%が過去1年間で情報漏えいを経験していると答え、過去2年間一度も経験していないと答えた回答者はわずか6%だった。さらに、企業がこの問題に対して費やしているIT予算の平均は、予算全体のわずか0.5%であるという。
そのほか、同調査では以下のような事項が判明したという。
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