純国産シンクラインアントをコールセンターへ導入、サイボウズM

サイボウズ・メディアアンドテクノロジーは純国産シンクラインアントNexterm RT-500をベネフィット・ワンに納入したと発表した。

» 2007年07月26日 14時29分 公開
[ITmedia]

 サイボウズ・メディアアンドテクノロジー(MT)は7月26日、デスクトップ型シンクライアント端末「RT-500」を福利厚生サービスのベネフィット・ワンのコールセンターへ納入したと発表した。

image Nexterm RT-500

 RT-500は、CPUにAMD Geode LX800プロセッサ(500MHz)を採用し、消費電力量が約6ワットで、通常のPCと比べて約10分の1、他社製シンクライアント端末と比べても約5分の1になるという。サイボウズMTでは端末の生産を国内で行っており、不具合が発生した事例がないとしてしいる。

 ベネフィット・ワンでは、松山市にあるコールセンターのオペレーション端末としてRT-500を約200台を導入する。同社ではコールセンターの拡張も計画しており、将来的な電力使用量と運用管理コストの増加を見据えてRT-500の導入を決めた。また端末内にデータを保存しないセキュリティの観点から、PCではなくシンクライアント端末を選定した。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ