ブーストビジョン、Webアプリ構築システムに承認フローを追加

ブーストビジョンは、同社のWebアプリケーション構築システムに、認証機能や承認フロー、ワークフローを定義するための拡張オプション製品を発表した。

» 2007年07月30日 16時15分 公開
[ITmedia]

 ブーストビジョンは7月30日、同社のWebアプリケーション構築システム「MediaBooster CMS」に認証機能、承認フロー、ワークフローを定義するための拡張オプション製品「MediaBooster Workflow」を発表した。ライセンス価格は1サーバ当たり298万円で、8月1日から発売する。

 同オプションは、MediaBooster CMSに、Webアプリケーション設計におけるワークフローの認証機能を追加したもの。MediaBooster CMSは、データベースの構築、CMSのテンプレート設計、プログラム部品の配置とデータベースへの関連づけなどがWebブラウザ上から行えるプログラミングレスのWebアプリケーション構築システム。動画の検索と配信など、動的なコンテンツの取り扱いを可能にしたCMSとしても知られる。

 Webアプリケーションの制作は、基本設計やデータベース構築、プログラム開発などさまざまなプロセスがあり、ドキュメントやコンテンツを1つ作るのに上司や決裁者などの複数の承認が必要となる場合が多い。今回、コンテンツやデータベースのレコード単位に対し、IDやグループ単位によるアクセス制限が可能となった。また上司や決裁者などの階層に応じたワークフローの承認にも対応した。これによりユーザーに応じた機能の組み替えが自由にできるほか、システム担当者が設計の承認を一括でできるようになった。

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