ゼンド・ジャパンとSRA OSS、「Zend Core for PowerGres on Windows」を発表

ゼンド・ジャパンとSRA OSSは「Zend Core」と「PowerGres on Windows」を一括でインストールできるWindows環境向けWebシステム開発環境構築ソフトウェア「Zend Core for PowerGres on Windows」を発表した。

» 2007年08月27日 11時12分 公開
[ITmedia]

 ゼンド・ジャパンとSRA OSSは8月27日、Windows環境でのWebシステム開発環境を構築する「Zend Core for PowerGres on Windows」を発表、9月3日から発売開始する。

 同製品は、ゼンドが提供する「Zend Core」とSRA OSSの「PowerGres on Windows」を組み合わせたもの。Zend CoreはPHP 5.2.1をベースに、FastCGIを実装したモジュールやZend FrameworkなどZend独自の拡張を加え、一括でのインストールを可能にしたものだが、今回の製品はこれらに加えPostgreSQLの安定したバージョンを、Windows環境向けに製品化したPowerGres on Windowsまでも一括でインストールできる。

 同製品登場の背景には、Web技術者の多くが開発環境としてWindows環境を用いていることにが挙げられる。本番環境はLinux、開発環境はWindowsというケースでは、開発者がWindows 環境で開発環境を構築するのに煩雑な設定作業が多くなるため、この解消を狙ってのもの。

 提供形態は年間ライセンス制となっており、1ライセンス当たり年額5万2500円。マニュアルレベルではあるがメールでのサポートも付属する。

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