Symbian、中国にR&Dセンターを開設

英Symbianは世界で4カ所目のR&Dセンターを北京に開設した。同時にパートナー企業とアカデミープログラムに参加する大学も発表された。

» 2007年08月31日 19時26分 公開
[ITmedia]

 英Symbianは、中国・北京に世界で4カ所目となるR&Dセンターを開設したと発表した。同時に新規パートナー企業7社とアカデミープログラムに参加する6大学も発表した。

 開設されたR&Dセンターは、携帯電話向けSymbian OSの開発や複数の通信インフラに対応する次世代の携帯電話端末向けOSの開発を担当する。Symbianは、英国内に2カ所とインドにR&Dセンターを開設済みで、北京のR&Dセンターは4カ所目となる。

 モバイルの技術開発を行うパートナー企業向けプログラムの「Symbian Platina Program」には、新たにAspire Holdings、Intromobile、Leadtone Wireless、Beijing Netqin Tech、Tencent Technology、Simlife Science & Technology、Shenzhen Temobi Science & Tech Developmentの7社が参加する。

 また、大学など教育機関へSymbian OS向けのソフトウェア開発のカリキュラムを提供する「Symbian Acadamy」には、北京郵電大学、北京航空航天大学、中国科学院研究生院、同済大学、南京大学、大慶石油学院の6校が新たに参加した。

 中国でのSymbian Acadamyの受講生はすでに約800人に達し、参加校の拡大で2007年末には倍増する見込みだという。

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