心の支えを失わないために――シマンテック、バックアップの重要性を提唱

シマンテックは、同社が6月に日本で実施したストレス調査の結果を発表した。データのバックアップをしていない割合が半数近くに上った。

» 2007年09月01日 00時00分 公開
[ITmedia]

 シマンテックは、同社が6月に日本で実施した「PC利用時のストレス調査」の結果を発表した。

 調査によると、なくしたら困るデータを保存している人は79.4%となった。データの内訳は、デジタル写真画像が43.3%、住所録などの連絡票が42.2%と上位を占めた。

 データをバックアップしているのは、全体で56.6%にとどまり、デジタル写真画像は33.2%だった。なくしたら困るデータでも、バックアップをしていない割合が大きいことが明らかになった。

 全回答者の5人に1人は、大切なデータを過去1年以内に損失しているという。その中で「ほとんど復元できなかった」人は60.2%を占める。データ損失の例として、「子供の写真」や「苦労して作成した仕事関連の重要文書」「大切な人と数百回にわたってやり取りした送受信メール」などが挙がった。

 また、バックアップをしない理由には「面倒だから」「やり方がわからない」という項目が目立った。

 シマンテックは、8月30日〜9月5日の「防災週間」を機に、災害や事故から人々の「心の支え」となるデジタル資産を守るために、同社のバックアップソフト「ノートン 360」の利用を呼びかけていくという。

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