Gapに求職した約80万人の個人情報を保管したノートPCが盗まれた。情報は一切暗号化されていなかったという。
米Gapは9月28日、同社に応募した就職希望者の個人情報を保管したノートPCが盗難に遭ったことを明らかにした。このPCは同社の求職者データを管理するサードパーティーベンダーが保管していたもので、その会社の事務所から盗み出されたという。
保管されていた情報は、2006年7月〜2007年6月の期間に、オンラインまたは電話でGapに応募した約80万人の個人データで、社会保障番号も含まれている。これらデータは暗号化されていなかった。
盗難に遭ったPCには、米国、プエルトリコ、カナダのOld Navy、Banana Republic、Gapおよびアウトレットに応募した人々の個人情報が含まれているという。Gapでは社会保障番号データを記載していた求職者に連絡を取り、1年間のクレジット監視サービスを提供することを伝えている。また、24時間体制のヘルプラインを開設した。
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