日立電子サービスは、BCM対応のロジスティックセンターを名古屋と広島に開設した。
日立電子サービスは10月1日、首都圏直下型地震を想定し、名古屋と広島に新たにBCM(事業継続性管理)対応のロジスティックセンターを開設した。
東京に3カ所あるロジスティックセンターは、全国12カ所のセンターと320カ所の在庫拠点と連携し、システム点検やトラブル対応などを行うセンター。耐震設備と物理セキュリティシステムを備え、全国各地の部品の在庫状況や配備状況を確認するサービスを24時間体制で提供している。
中部地区と中国地区にBCM対応のセンターを設けることで、東京のセンターか機能しなくなった場合でも、バックアップ体制を整えることが可能。
同社は2005年に東京郊外にセンターを設立。2006年には、画像監視や入退室管理などの機能を統合した物理セキュリティマネジメントシステム「Webvisor」により各センターのセキュリティを強化、2007年3月にはバックアップセンターを大阪に構築している。
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