IIJ、WAN側にギガビットポートを備えるアクセスルータをリリース

IIJは、接続インタフェースにギガビットイーサネットポートを備えるアクセスルータ2機種を2008年1月より販売開始する。

» 2007年10月01日 20時50分 公開
[ITmedia]

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は10月2日、高機能アクセスルータ「SEIL/X(ザイル・エックス)」シリーズ2機種を発表した。ギガビットイーサネット(GbE)ポートを備え、WAN側の高速化に対応したのが特徴。2008年1月より販売およびレンタルが開始される。

画像 SEIL/Xシリーズ。上段がSEIL/X1、下段がSEIL/X2

 SEIL/Xは、パナソニックモバイルコミュニケーションズがOEM供給するVPN(IPsec/L2TP/PPTPベースの仮想閉域網)アクセスルータで、同社が構築するネットワーク機器管理システム「SMF」(SEIL Management Framework)に対応する。上位モデルの「SEIL/X2」ではWAN側でGbE×2ポートおよびLAN側でGbEスイッチ×4ポート、下位モデル「SEIL/X1」ではWAN側でGbE×2ポートおよびLAN側でGbE×1ポートを備え、VPN構築時のスループットはそれぞれ400Mbps、200Mbps。また、ストレージや無線機器などを接続するためのUSB2.0ポートを備えている。

 セキュリティ機能としてファイアウォール、uRPF(unicast Reverse Path Forwarding:ルーティングベースのパケットフィルタ)、Winnyフィルタ、MACアドレスフィルタの各機能をサポートする。常時接続サービスのためのBAS(Broadband Access Server)、NATトラバーサル機能なども装備する。

 価格は、SEIL/X2が49万8000円、SEIL/X1が14万8000円(いずれも税抜き)。

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