アクシスソフト、西宮市に「Biz/Browser」を導入

アクシスソフトは、西宮市の保険料徴収事務システムに業務用Webブラウザ「Biz/Browser」およびWeb帳票印刷ツール「PrintStream Core」を導入したことを発表した。

» 2007年10月02日 15時26分 公開
[ITmedia]

 アクシスソフトは10月2日、兵庫県西宮市の保険料徴収事務システムに業務用Webブラウザ「Biz/Browser」およびWeb帳票印刷ツール「PrintStream Core」を導入したことを発表した。

 Biz/Browserは、静的な画面情報をコンパイルしてキャッシュし、動的なデータのみサーバから取得。通信量を減らし高速画面表示が可能になる。既存のサーバ資源や運用方法を活用したシステム構築が可能で、コストを抑えた開発・保守が実現できるという。

 PrintStream Coreは、サーバに配置する「PrintStream帳票生成エンジン」と、帳票設計ソフトウェア「PrintStream FormEditor」で構成される。外字ファイルがなくても外字印刷できるのが特徴だ。

PrintStream Core PrintStream Coreのシステム構成(同社Webサイトから)

 西宮市は1961年から行政事務のコンピュータ化を推進し、設計から保守に至るまで、すべて職員自らが行う体制を整えてきた。『日経パソコン』による「e都市ランキング」では2005年から2年連続首位を獲得しており、IT化を推進する都市として知られている。

 コスト削減とユーザビリティ向上のために、以前から住民基本台帳や税務など基幹業務のWeb化を検討していたという。また西宮市をはじめ全国自治体では、個人の名前や住所などを正しい文字で記載するために外字表現を必要とする。今回採用された製品は、これらの課題を解消するものだったという。

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