エリアビイジャパンは、専用プログラムをセットアップしたメディアからシンクライアント環境をブートできるオプションサービスの無償提供を開始した。
エリアビイジャパンは10月3日、リモート環境における社内の電子ファイルの保存や印刷を制御する「SWANStor シンクライアントオプション」β版の無償提供を開始した。同社のSSL-VPNプラットフォーム「SWANStor」のオプションとして提供され、同社ホームページからダウンロード可能。
SWANStorシンクライアントオプションβ版は、社外での印刷資料の紛失やPC端末の盗難などの情報漏えい対策を目的とするもの。専用プログラムをセットアップしたUSBやCD-RをPC端末に挿入し、専用のシンクライアント環境をブートすると、SWANStor経由で情報漏えいを制御しながら、社内リソースへアクセスできるようになる。
シンクライアント環境からクライアントPCのグループウェアやファイルサーバにアクセスし、端末上で入手した電子ファイルの印刷や保存、コピーをできる。管理者側で、社内データ持ち出しの操作を制御することも可能。
2008年1月ごろに「SWANStor シンクライアントオプション」として正式提供する予定。
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