codeなにがしがSNS機能を取り入れてリニューアル

8月にサービスインしたソフトウェア技術情報の公開・共有サービス「codeなにがし」がSNS機能を実装してリニューアルオープンした。

» 2007年10月11日 02時02分 公開
[西尾泰三,ITmedia]

 8月にサービスインしたソフトウェア技術情報の公開・共有サービス「codeなにがし」がソーシャルネットワーキング(SNS)機能を実装してリニューアルオープンした。

 リニューアルの肝となるSNS機能は、特定のユーザーをウォッチリストに入れる「フォロー」(follow)機能が追加された。各ユーザーのプロフィールページには、そのユーザーをフォローしている「フォロワー」(follower)が表示されるようになっている。mixiなどに代表される承認制ではなく、どちらかといえばブックマーク的な機能だといえる。

プロフィールページ followerやfollowingなども追加され、人の相関が少しだけ可視化された

 併せてランキングページを新設し、上述の「follow」や、良回答などを表す「Good Job」などの状況から旬の話題や有用な情報を可視化するなどの取り組みもはじまった。

 もう1つ追加されたのが「部屋(コミュニティー)」機能。これは、ランダムな形でソフトウェア技術情報が並ぶ現在の状況に対してかねてより求められていた機能で、任意のトピックでスレッドを立てることができるというもの。あえて「部屋」と命名されているように、情報の公開範囲によって3種類の部屋が用意されている。同サイトに登録していないユーザーでも作成可能な「大部屋」、書き込みなどを登録ユーザーのみに限定する「小部屋」、そして、完全にクローズドな場にする「隠し部屋」の3つが作成可能。

 広告などを入れずに展開してきた同サイト。現在までにユニークユーザーの数は5万人強まで達したという。サイト開設時にテックスタイルの代表取締役である岡田良太郎氏が話していたAPIの公開も公約通り行われ、着実に前進している様子がうかがえる。今回のリニューアルを終え、今後は企業のビジネスオファーとのマッチングを視野に入れたサイト展開を計画しているという。

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