ジャスト、Linuxユーザーが待ちわびたATOKの最新版を発表

ジャストシステムは、Linuxディストリビューション上で動作する、日本語入力システムの最新版「ATOK X3 for Linux」を11月30日に発売する。

» 2007年10月16日 13時15分 公開
[ITmedia]

 ジャストシステムは10月16日、Linuxディストリビューション上で動作する、日本語入力システムの最新版「ATOK X3 for Linux」を11月30日に発売することを明らかにした。

 「ATOK X3 for Linux」は、最新の変換エンジン「ATOKハイブリッドコア」を搭載した「ATOK 2007」と同様の日本語入力環境をLinuxに提供するもの。従来製品はATOK17をベースとしていた(関連記事参照)

 入力支援機能と校正支援機能がそれぞれ進化したほか、共通辞書形式を採用していることで、Windows版やMac版のATOKと辞書が共有可能となった。

Windows版などと同様のスタイルで入力できる

 また、新たに電子辞典検索機能を新搭載、収録されている「乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK」の情報をはじめ、電子辞典の情報を、変換候補の表示とともに参照できるようになった。複数の複数の電子辞典を設定している場合も、自動辞典切り替え機能により、最適な情報が提示される。

 対応ディストリビューションは、Red Hat Enterprise Linux 4.5 WS、Red Hat Enterprise Linux 5 Desktop、Turbolinux FUJI、SUSE Linux Enterprise Desktop 10など。

 価格はパッケージ版が1万2000円、ダウンロード版が7350円。法人向けのライセンス価格は1ライセンス当たり8000円。

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