アイビス、Windows Mobile 6向けフルブラウザを開発

アイビスは、Windows Mobile 6 Standard版対応のフルブラウザ「Windows Mobile版ibisBrowserDX」を開発した。

» 2007年10月30日 14時54分 公開
[ITmedia]

 アイビスは10月30日、Windows Mobile 6 Standardエディションに対応したフルブラウザ「Windows Mobile Standard版ibisBrowserDX」を発表した。

 同社は、NTTドコモのFOMA端末やKDDIの「auオープンアプリプレイヤー」対応端末、ウィルコムのPHS端末向けにJavaで開発した「ibisBrowserDX」を提供しているが、新製品は、Windows Mobile(WM) OS環境向けにC++で開発された。

alt Windows Mobile向けibisBrowserDX(左)ではCSSの再現性が高め、IE MobileよりもWebページのレイアウトを正しく表示できるという

 新製品は、HTMLの解析やレイアウト、圧縮表示などを行うことで、Windows Mobileのスマートフォンに標準搭載される「Internet Explorer Mobile」に比べ、最大で10〜17倍の高速表示ができるという。また、携帯電話版にはないファイルダウンロード機能も搭載する。

 対応OSは、WM 6 Standardエディションのみで、現在利用できる機種はソフトバンクモバイルの「X02HT」のみ。今後は、同Professionalエディションの「X01T」、同Classicエディションのウィルコム「Advanced/W-ZERO3[es]」への対応を進める。また、FLASHやJavascriptへの対応、法人向け製品の開発も予定する。

 利用料金は、月額315円または年額3000円のプランを選択できる。1日当たり5ページまでのWeb閲覧は無料となる。

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