金融システムを共同開発する日本IBMと大和総研は、保険の窓口販売システムをASPで販売する。
日本IBMと大和総研は12月6日、金融機関向けのシステム開発で業務提携した。保険商品などの窓口販売システムをASPで提供する。サービス開始は2008年1月から。
同システムは、大和総研が持つ金融ビジネスの業務ノウハウと、日本IBMが得意とするシステム基盤・技術を組み合わせたもの。
ASPサービスは、ユーザー(保険契約者)数および管理契約数に応じた従量課金型で、企業の規模や営業状況などによってシステム費を調整できる。従来と比べてシステム構築・導入期間を約3分の1に削減することが可能という。
参考価格は、1万ユーザーかつ管理契約数100万件の場合で月額1000万円から。
初年度の売り上げ目標は未定(大和総研広報部)としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.