ワンセグとSNSが融合 NECがテレビ局にシステム提供

NECは、ワンセグ放送とSNSを連動したシステムをテレビ新広島に提供した。TSSが放送する深夜生番組のワンセグデータ放送サービスとして1月16日から稼働する。

» 2008年01月15日 18時32分 公開
[ITmedia]

 NECは1月15日、ワンセグ放送とSNSを連動したシステムをテレビ新広島(TSS)に提供したと発表した。TSSが放送する深夜生番組のワンセグデータ放送サービスとして1月16日から稼働する。

 ワンセグで映像を楽しみながら、SNSを通じて視聴者参加型番組に参加できるようになる。視聴者がワンセグ対応の携帯電話から、データ放送中にSNSにログインして、SNSに書き込まれた日記をワンセグ放送内でリアルタイムで閲覧したり、コメントを書き込むことができる。

 ワンセグデータ放送からアンケートに投票することも可能。投票結果はデータ放送にリアルタイムに反映できる。ユーザーの年齢や血液型といったSNSのプロフィール情報の表示にも対応した。

 TSSでは1月16日放送の深夜番組「デジ生!バなな調査団」で同システムを運用する。

 SNSの構築には、SNSの運用や構築ができるNECのWeb型情報共有ツール「Social Tool Mart」を利用している。

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