SSD搭載の「HP Compaq dc7800」は、HDD搭載の従来モデルよりも46%小型で、消費電力も抑えられている。
米Hewlett-Packard(HP)は1月23日、ソリッドステートドライブ(SSD)搭載の企業向けデスクトップPCを発表した。
SSD搭載の「HP Compaq dc7800」は、HDD搭載の従来モデルよりも46%小型で、消費電力もHPモデルの中では最も少なく、電力効率は85%高い。IntelのCore 2 DuoプロセッサとvPROを搭載し、Verdiemのネットワーク電源管理技術「SURVEYOR」が組み込まれている。この技術をvPROのリモート管理技術と併用すると、1台当たりの電気代を年間10ドルにまで抑えられるとHPは述べている。価格は1258ドルからで、2月半ばから提供開始する。
このほかHPは、HDD搭載の省エネモデル「HP Compaq dc5800」も発表した。dc7800と同じくSURVEYORを搭載し、Intelの次世代プロセッサとチップセットなどの技術でプロセッサの熱や電気代を減らし、電力やスリープの設定の管理効率を高めているという。価格は579ドルからで、2月11日に出荷開始予定。
いずれのモデルも米国のグリーン調達基準「Electronic Product Environmental Assessment Tool」(EPEAT)の3段階評価で最も高い「Gold」の基準を満たしているという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.