NTTドコモの辻村清行取締役常務執行役員は、1月24日に行われた米Googleとの会見で現行のフィルタリングサービスの見直しを検討していることを明らかにした。
NTTドコモは1月24日、携帯電話での有害サイトの閲覧を制限する「フィルタリングサービス」の見直しを検討していることを明らかにした。
1月24日に行われた米Googleとの会見で、NTTドコモの辻村清行取締役常務執行役員が明らかにした。保護者が安全と判断したサイトを指定することで、閲覧制限から外すことができる機能を検討しているという。
ドコモは問題のない公式サイトだけを閲覧できるホワイトリスト方式と、問題のあるサイトへのアクセスを制限するブラックリスト方式の2つのフィルタリングサービスを提供している。ホワイトリスト方式を採用する未成年者向けの「キッズiモードフィルタ」を見直す。
辻村氏は「現行のフィルタリングは(閲覧を制限するかしないかの)0か1。マイホワイトリストのように個別に閲覧制限をかけられるサービスの要望がある」とし、「未成年の契約に適したフィルタリングサービスの強化を検討している」と述べた。
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