日立製作所は、UNIXサーバ「EP8000」シリーズにPOWER6プロセッサを搭載した企業向けサーバのエントリーモデルを追加した。
日立製作所は1月30日、UNIXサーバ「EP8000」シリーズにPOWER6プロセッサを搭載した企業向けサーバのエントリーモデルを追加したと発表した。
「EP8000 550/520」を2月1日から発売する。中小規模のシステムやデータベース、オンライントランザクション処理システムなどを対象にしたモデル。タワー型/ラックマウント型を用意する。
EP8000 550は、64ビットプロセッサ「POWER6」(動作周波数4.2G/3.5GHz)を最大8個搭載できる。従来機「EP8000 550Q」に比べて最大1.7倍のトランザクション処理性能を持つ。最大256Gバイトにメモリを拡張できる。価格は683万7600円から。
EP8000 520は、POWER6(4.2GHz)を最大4個搭載できる。メモリは最大64Gバイトまで拡張できる。価格は166万6350円から。
EP8000シリーズは、プロセッサの障害発生時にサーバを稼働したまま業務を継続できるなどメインフレーム並みの信頼性を持つ。
出荷はEP8000 550(4.2GHz)が2月29日、同550(3.5GHz)と同520が4月30日となる。
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