ファルコンストア・ジャパンは、仮想テープライブラリ「VTL」が野村総合研究所に採用されたことを明らかにした。ファルコンストアが選択された理由は?
ファルコンストア・ジャパンは、同社の仮想テープライブラリ「VTL(VirtualTape Library)」が野村総合研究所(NRI)に採用されたことを明らかにした。NRIではiDC入退館証跡情報のディスクバックアップシステムとして同製品の採用を決定、2月から本稼働に入っている。なお、導入に当たっては日立情報通信エンジニアリングがシステムインテグレーターとしてかかわっている。
NRIでは、自社が運営するiDCについて、入館者の顔写真や持込手荷物データ、ID情報、監視カメラの動画記録といった入退館時の証跡情報管理を従来の紙ベースからデータ化して一元管理する取り組みを推進していた。
高速バックアップなど、従来のテープバックアップでは難しかった機能を補完する仮想テープソリューションだが、数ある仮想テープソリューションの中からNRIがファルコンストアを選択したのは、同社がハードウェアやソフトウェアに依存しない環境が構築できるストレージ仮想化を提供しているほか、不必要な高性能をそぎ落とし、ミッドレンジのパフォーマンスを低コストで実現できることを評価したためとみられる。
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