NEC、ボタンや受話器を自由に拡張できるIP電話機を発売

ユニバーサルデザインを採用し、入力ボタンや画面を自由に組み合わせることのできるIP対応電話などを、NECならびにIPテレフォニー事業のNECインフロンティアが発売した。

» 2008年02月04日 17時43分 公開
[ITmedia]

 NECおよびNECインフロンティアは2月4日、IP対応電話機「UNIVERGE IP Phone DT700」シリーズ、デジタル対応電話機「UNIVERGE Digital Phone DT300」シリーズ、ルータ機能を内蔵し音声などの信号を内線から外線へ接続するSIP対応キーテレフォン「UNIVERGE Aspire X」の販売を開始した。3月3日から出荷する。

IP対応電話機「DT700」シリーズ、デジタル対応電話機「DT300」シリーズ IP対応電話機「DT700」シリーズ、デジタル対応電話機「DT300」シリーズ

 DT700およびDT300は、設置場所や利用場面に応じて入力ボタンやディスプレイ、受話器などを自由に組み合わせることができるモジュール合体式。無線受話器モジュール、停電兼用受話器モジュールなどを組み合わせた23種類の標準パターンを用意する。入力ボタンの色と表示文字のコントラスト、ディスプレイ画面の配置位置、ダイヤル時の確認音を音声で返す機能(DT700のみ)など、ユニバーサルデザインを採用する。電話帳ソフトウェア「UNIVERGE ActivePhoneBook」と連携すれば、登録者のプレゼンス(状況)確認もできる。

 Aspire Xは、インターネットで暗号通信するための規格「IPsec」に準拠したVPNなどのルータ機能を内蔵し、初心者でも容易にIPテレフォニーシステムを構築できるツールを搭載する。

 価格は、DT700、DT300ともに2万4000円から。Aspire Xは46万円から。

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