日本HP、DHCPサーバ連携機能を追加した検疫ソリューションの最新版

日本HPは、ネットワークに接続するクライアントPCの認証と検疫を実施する製品の新版を発売した。

» 2008年02月12日 12時36分 公開
[ITmedia]

 日本HPは2月12日、ネットワークに接続するクライアントPCの認証と検疫を実施する製品の新版を発売した。

 「HP Quarantine System Version 3.0」を発売した。新たに検疫コントローラを採用し、小規模の拠点に制御ポイントを配置できるようになった。OSとソフトウェアを組み込んだソフトウェアアプライアンス「QuController Live OS」を使用してPCを起動すると、制御ポイントとして機能する。従来は検疫の制御ポイントとなるサーバを設置しなければならなかった。

 DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)中継機能も追加した。既存のDHCPシステムに検疫システムを導入できるようになった。DHCPタイプの検疫システムの導入に必要となった検疫用のDHCPサーバ立ち上げなくて済む。

 サーバOSはRed Hat Enterprise Linuxに加え、新たにSUSE Linux Enterpriseを追加した。日本語版のほかに英語版のユーザーインタフェースにも対応した。

 価格は個別見積もり。

image 認証や検疫は従来のセキュリティ対策に比べ、不正アクセスを防ぐことができる(同社Webページより)

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