ヤフーは、教育機関向けWebメールサービスを早稲田大学が導入すると発表した。「Yahoo!メール」のシステムを利用し、学校が指定したメールアドレスを学生、教職員、卒業生などに無償で提供する。
ヤフーは、教育機関向けWebメールサービスを早稲田大学が導入すると発表した。
早大が導入するのは「Yahoo!メール Academic Edition」。Yahoo!メール Academic Editionは「Yahoo!メール」のシステムを利用し、学校が指定したメールアドレスを学生、教職員、卒業生などに無償で提供するもの。
メールボックスの容量は1GB。学生、教職員がYahoo!メールを利用する際、広告は表示されない仕組みにした。2009年3月までに、学生、教職員などあわせて約7万人に提供する予定。
50万人以上いる卒業生向けにもメールアドレスを配布するが、広告は表示される。
Yahoo!メールが提供する迷惑メール対策、ウイルス対策などのサービスも利用できる。
発表文で、早稲田大学メディアネットワークセンター所長で理工学術院教授の深澤良彰氏は次のように述べている。
「ネットワーク環境の進展に伴い、大学には信頼性の高いITサービスが求められる。秘密保持契約・サービス品質保証契約の締結が可能で、電気通信事業法に基づく情報保護が約束されるYahoo!メールは、本学のメール基盤拡充に適している」(深澤氏)
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