NTTドコモと日本通信、MVNOサービスのための相互接続で基本合意

日本通信は、相互接続に関しNTTドコモと同社の間で基本合意書を締結したことを明らかにした。

» 2008年02月14日 21時19分 公開
[ITmedia]

 日本通信は、2006年11月29日付けでNTTドコモに申し入れた相互接続に関し、2007年11月30日付けの総務大臣による裁定を受け、両者で裁定に則って協議を重ねた結果、NTTドコモと同社の間で基本合意書を締結したことを明らかにした。

 同社は、NTTドコモの3Gネットワークを使用したMVNO(仮想移動体通信事業者)事業を広く展開するため、iモード端末接続用と非iモード端末接続用の2つの相互接続点における相互接続を申し入れていた。

 非iモード端末接続用の相互接続点における相互接続について、両者での協議が整わなかったことから、2007年7月9日に総務大臣による裁定を求める申請を行い、2007年11月30日に裁定が下された。NTTドコモと日本通信はこの裁定を受け、裁定に則って協議を重ね、この日基本合意に至った。

 基本合意では、相互接続の方法について、日本通信が要望するレイヤー2接続機能を持つ関門パケット交換機を日本通信が開発、設置し、NTTドコモのネットワークと接続することになっている。

 iモード端末接続用については、2007年12月7日に相互接続協定を締結し、2008年1月23日に発表した新サービスConnectMail(コネクトメール)などでMVNO事業を開始している。

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