BlackBerry好調――RIM、新規加入者数予測を上方修正

BlackBerryの新規加入者数は、好調だったホリデーシーズン後も予想ほど鈍化せず推移しているとして、RIMは12〜2月期の加入者数予測を15〜20%上方修正した。

» 2008年02月22日 08時35分 公開
[ITmedia]

 カナダのResearch In Motion(RIM)は2月21日、同社第4四半期(12〜2月期)のBlackBerry新規加入者数予測の上方修正を発表した。2007年12月の決算発表時に提示していた予測(約182万人)を15〜20%上回る見込みだという。12〜2月期末時点での累計加入者数は、約1400万人になる見通し。

 共同CEOのジム・バルシリー氏は、上方修正について「年明け以降は、季節要因として新規加入者数が鈍化するとみていたが、そうならなかった」と説明。「BlackBerryは、ホリデーシーズンを通じて大ヒットだったことが分かった。新年もRIMの事業の勢いが継続しているのをうれしく思う」としている。

 12〜2月期の売上高の予想に変更はなく、18億〜18億7000万ドルの範囲内とみている。1株当たり純利益の予想も変わらず、66〜70セントとしている。

 同社の12〜2月期決算発表は、4月2日の予定。

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