デスクトップPCをディスプレイ一体型デスクトップPCに変更すると、1000台当たり約65トンの二酸化炭素削減効果があるとIDC Japanは発表した。
IDC Japanは2月27日、企業のPCを省電力型のPCに変更した時の二酸化炭素削減効果を発表した。
企業のデスクトップPCをマルチコアCPUを搭載したディスプレイ一体型デスクトップPCに変更することで、1000台当たり年間約65トンの二酸化炭素を削減できるという。削減量は東京ドーム約53杯分に相当する。
各メーカーが公表しているデータから、デスクトップPC1台当たり本体が約80ワット、ディスプレイが約45ワット、ディスプレイ一体型デスクトップPCでは約45ワットの消費電力として算出した。
「デスクトップPCからの発熱が企業内の気温が上げ、空調などによる電力の消費量と二酸化炭素の排出量が増える傾向にある」とIDC Japanは指摘している。
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