日本NCR、次世代電子マネー規格対応ソリューションなどを提供

日本NCRは2月26日に2008年度の事業および製品戦略を発表した。従来の流通、金融以外の分野での市場開拓、セルフサービスソリューションへの注力を掲げた。

» 2008年02月29日 18時40分 公開
[ITmedia]

 日本NCRは2月26日に2008年度の事業および製品戦略を発表した。従来の流通、金融以外の分野での市場開拓、セルフサービスソリューションへの注力を掲げた。

三ッ森社長

 三ッ森隆司社長は「新生日本NCRがスタートする」と話す。長年続いてきた流通、金融などの事業部制度を廃止した。流通分野では、クレジットカード、ATM、電子マネー、ポイントをはじめとしたFSP(Frequent Shoppers Program)に力を入れる。また、引き続き、セルフサービスソリューションに注力する。

 この日、併せて発表した製品の1つが、非接触ICペイメント・ソリューション「ViVOTech」。日本で普及している電子マネーの規格であるFelicaと、欧州などで広く使われているTypeAなどを共通して利用できるNFC(Near Field Communication)をサポートしている。

 このほか、ホテルソリューションである「NCR/Kinetics Xpress」、POSでの多彩な決済手段を実現する「NCR RealGate Payment」も発表した。

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