Seagate、「自分で暗号化する」HDDを開発

Seagateの新HDDは、保存したすべてのデータを暗号化、情報漏えいを防ぐ。

» 2008年04月09日 13時02分 公開
[ITmedia]

 米Seagate Technologyは4月7日、サーバおよびストレージアレイ向けに、自己暗号化機能を搭載した3.5インチHDD「Cheetah 15K.6 FDE(Full Disk Encryption)」を発表した。

 このHDDは、コントローラASICに暗号化エンジンを装備し、記録した全データを暗号化する。使用するOSやアプリケーション、データベースに変更を加える必要はない。また同社のFDE製品に標準で搭載されているKey-Erase技術により、HDDを転用したり、修理に出したり、廃棄する際、迅速かつ安全にデータを消去できる。

 Cheetah 15K.6 FDEは、450Gバイト、300Gバイト、147Gバイトの3モデルで、2008年第2四半期中に出荷開始される予定。

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